Team Foundation Server 2013 Expressでソースコード管理~ラベルの適用とラベル付きバージョンの取得
概要
今回はラベル機能を使ってみます。
ラベルとは
ラベルを使用すると、ファイルのスナップショットを取得できます。取得したスナップショットは後で参照できます。 ラベルを使用すると、多数のファイルを表示およびビルドできるだけでなく、ラベルを適用したときの状態までロールバックできます。
詳しくはこちらより↓
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms181439.aspx
Mainブランチにラベルを張っておき、困ったことが起きた時などに必要なバージョンを取得して対応するんですね。それでは早速取り掛かりましょう!
環境
Visual Studio Community 2013
Team Foundation Server 2013 Express
ラベルの適用
[VIEW]-[Team Explorer]を開き、ホームアイコンを押下して[Home]-[Source Control Explorer]画面を表示します。
チームプロジェクトからMainフォルダを右クリックし、コンテキストメニューから[Advanced]-[Apply Label...]を選択します。
ダイアログでラベル名、コメントなどを適宜入力し[Create]ボタンを押下します。
これでラベルが適用されました。
ラベル付きバージョンの取得
チームプロジェクトからMainフォルダを右クリックし、コンテキストメニューから[Advanced]-[Get Specific Version...]を選択します。
ダイアログでバージョンのTypeを「Label」に変更し、Labelの[...]ボタンを押下します。
検索条件にチームプロジェクト名などを指定し[Find]ボタンを押下します。結果一覧から対象のラベルを選択し、[OK]ボタンを押下します。
Labelの内容が正しいことを確認し、[Get]ボタンを押下します。
これでラベル付きバージョンが取得できました。
リリースするタイミングや一定の水準に達した際に、ラベルは張っておいた方が良さそうですね。