Visual Studio Code でRubyのコードをDebugしてみる
概要
Rubyを書くときはVisual Studio Code(以下VSCode)を使ってます。仕事とは関係ないので書きたいときに書いてる感じのゆるさなのですが、さすがにデバッグはできた方がいいと思い始めてきたのでVSCodeでデバッグできるようにしてみました。
環境
OS X EI Capitan バージョン 10.11.6
Visual Studio Code バージョン 1.6.1
rbenv 1.0.0
ruby 2.3.1
Ruby拡張機能のインストール
ビューバーから拡張機能アイコンを選択し、"ruby"で検索をかけてRubyの拡張機能をインストールします。VSCodeでRubyを書こうとした時、最初に入れましたがデバッグもサポートしてるんですね。
gemのインストール
Rubyのバージョンは2.3.1を使用しているため、以下二つのgemをインストールする必要があるみたい。
If you are using Ruby v2.x
https://github.com/rubyide/vscode-ruby#install-ruby-dependencies
gem install ruby-debug-ide -v 0.4.32 or higher versions
gem install debase -v 0.2.1 or higher versions
グローバル(システム側?)にインストールしてみます。
$ gem install ruby-debug-ide $ gem install debase $ gem list *** LOCAL GEMS *** # ==省略== debase (0.2.1) ruby-debug-ide (0.6.0) # ==省略==
Rubyのコード
デバッグ用のコードを適当に用意しておきます。
main.rb
include Math radius = 10 result = radius * radius * Math::PI puts result
構成ファイルの用意
ビューバーからデバッグアイコンを選択し、歯車のアイコンを押下します。先ほどRubyの拡張機能をインストールしたので環境の選択に"Ruby"が出てますね。これを選びます。
launch.jsonが作成されます。簡単なRubyのコードを実行するだけなので、余計な設定(RSpecやCucumberのサンプル構成)は削除してしまいました。
.vscode/launch.json
{ "version": "0.2.0", "configurations": [ { "name": "Debug Local File", "type": "Ruby", "request": "launch", "cwd": "${workspaceRoot}", "program": "${workspaceRoot}/main.rb" } ] }