RobocopyでSharePointのドキュメントライブラリを移行する
概要
久しぶりに仕事の話です。
ひょんなことからSharePointのデータ移行をやることになりました。
SharePointとは
マイクロソフトが提供する、ウェブブラウザをベースとしたコラボレーションやドキュメント管理を行うプラットフォームの総称である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Microsoft_SharePoint
ドキュメントライブラリというデータを別のサーバへ移行するだけの簡単なお仕事です。エクスプローラー上でコピペでもいいのですが、ここでRobocopyです。
ネットワークドライブへ接続
まずは、コピー元とコピー先のネットワークドライブへ接続します。今回はそれぞれXとYドライブに割り当てました。
> net use X: <コピー元ネットワークドライブパス> > net use Y: <コピー先ネットワークドライブパス>
元と先を逆にしちゃうと大惨事になるのでしっかり確認します。確認ホント大事。
> net use
Robocopyでネットワークドライブ上のファイルをコピー
コピー元とコピー先ドライブを指定し、以下のオプションを選択しました。
オプションのお品書き
- /Z 再起動可能モード
- /E 空のディレクトリも含めてサブディレクトリもコピー
- /is 同一ファイルを含む(上書きコピー)
- /XA:SH 隠しファイルとシステムファイルは除外
- R:0 リトライ回数を0に
- W:0 リトライの待ち時間を0に
- /log+: ログファイルを追記形式で出力
- /tee ログファイルと同時にコンソールにも表示する
> robocopy X: Y: /Z /E /is /XA:SH /R:0 /W:0 /log+:<log file> /tee
完全に呪文ですね。初見で死ぬ。
その他のオプションはこちら↓
Robocopy