Jenkins でMSBuildと単体テストをジョブ実行する
概要
「MSBuildでコマンドラインからビルドする」、「VSTest.Consoleでコマンドラインからテストを実行する」とやってきたので、今回はJenkinsでビルド・テスト実行を行ってみたいと思います。
sh-yoshida.hatenablog.com
sh-yoshida.hatenablog.com
環境
- Windos 10
- Jenkins 2.46.3
- Visual Studio Community 2017
Jenkins
JenkinsとはJavaで書かれたオープンソース継続的インテグレーションツールである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Jenkins
Jenkinsのインストールは省略します。ダウンロードしてウィザードに従い進めていけばokです。私の環境はC:\Jenkins
にインストールしました。
jenkins.io
Jobの作成
それでは、[新規ジョブ作成]よりJobを作成していきます。ジョブ名は適当に「MyJob」で。[フリースタイル・プロジェクトのビルド]を選択しました。
[ビルド手順の追加]で[Windowsバッチコマンドの実行]を選択します。
Windowsバッチコマンドの実行
これでコマンド入力ができるので、前にやったMSBuildとVSTest.Consoleのコマンドをそれぞれ登録して保存、ビルド実行で出来ました!ハイ終わり!つーのもあれなので、プラグインを使ってみます。
Plugin
[Jenkinsの管理]-[プラグインの管理]から以下のプラグインをインストールしました。インストールができたら、それぞれ設定していきましょう。
- MSTest plugin
- VSTest Runner plugin
Pluginの設定
[Jenkinsの管理]-[Global Tool Configuration]で出来ます。初見でネットで調べてたらシステムの設定でできるって書いてあったけど無くてはまりました。UIが変わったタイミングだったのかな。
MSBuildは名前とexeのパスを登録しておきました。パスはexeの指定なし。
c:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2017\Community\MSBuild\15.0\Bin
VSTestも名前とパスですが、こちらはexeまで指定。なんか警告でてるけど。。
C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2017\Community\Common7\IDE\CommonExtensions\Microsoft\TestWindow\vstest.console.exe
これでPluginの準備ができたので、ジョブの設定に戻りましょう。
Jobの実行結果
[ビルド実行]ボタンを押下して実行した結果、うまく行きました♪
workspaceにビルドログとテスト結果も出力されてます。