Jenkins × Slack 実行結果を通知して
概要
Jenkinsでジョブの実行結果をログインして調べるのって面倒ですよね。今回は僕も私もやってみたい「Jenkins × Slack」です。紳士にSlackへ実行結果を通知してもらいましょう。
環境
- Windos 10
- Jenkins 2.46.3
- Slack
- Slack Notification Plugin 2.2
Slackを設定する
Slackのメニューから[Apps & Integrations]を選択します。
「jenkins ci」を検索。
[Install]を選択。
既存のチャンネルを選択するか、[create a new channel]から新しいチャンネルを作成します。
今回は新しく#jenkins
チャンネルを作成しました。
先ほどの画面に戻り#jenkins
を選択して、[Add Jenkins CI integration]を押下。
設定情報の[Token]はJenkinsの設定で使うのでコピーしておきましょう。
Jenkinsを設定する
プラグインの設定
[Jenkinsの管理]-[システムの管理]より[Global Slack Notifier Settings]で設定していきます。
[Team Subdomain]は以下の例での「example」の部分を入力。
https://example.slack.com/, your subdomain is 'example'.
[Integration Token]はSlack側で生成されたTokenを入力して、[Integration Token Credential ID]を[なし]にすれば接続できると思います。ただ、警告にあるようにセキュリティリスクがあるようなので、[Integration Token Credential ID]を使ってみます。
[Integration Token Credential ID]の追加を押下し、Jenkins Credentials Prviderで[種類]を[Secret text]に変更し、[Secret]にSlackのTokenを入力します。IDは適当な名前を入力し、[追加]を押下。
[Integration Token]を空にして、[Integration Token Credential ID]は先ほど追加したIDを選択します。[Test Connection]を押下してSuccessと表示されれば、Slack側に通知がでます。
テスト接続の通知はこんな感じ。
ジョブの設定
通知させたいジョブの[設定]より、[ビルド後の処理の追加]で[Slack Notifications]を追加します。通知させたい内容にチェックを入れて保存しましょう。
[高度な設定]では、テストのサマリーやジョブ毎の設定にオーバーライドができるようです。
実行結果
それではビルド実行してみましょう。
対象のチャンネルにJenkinsからの通知が来ました!
設定が簡単なのがわかったので、実際のプロジェクトでも連携させてみたくなりますね。
あー、職場にSlack導入されないかなぁ。
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